だんだん、暖かくなってきました。
今日は24節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」
冬眠していた虫が穴から出てくる頃という意味らしいです。
春の足音が聞こえてきたって感じでしょうかね~
そう、越冬したスズメバチの女王バチが動き始める時期です。
働きバチは越冬出来ないので、これから動き始めるのは女王バチのみです。
その女王バチをやっつければ、巣を一つ駆除したのと同じです。
そうかと言っても日本固有の種なら絶滅させるわけにはいかない。
が、家に作られても困りますよね。
刺されたらイヤだし、巣の駆除をプロに依頼しようもんなら万の単位の出費になるし。
特に夏~秋にかけてスズメバチは凶暴になるらしく、知らずに巣に接近してしまい
襲われるニュースが多くなる時期でもあります。
この頃になったら巣も馬鹿でかくなるし、働きバチの数も手に負えない。
そこでこの時期の越冬した女王バチの捕獲罠(スズメバチホイホイ)を紹介します。
対馬で外来種のツマアカスズメバチの捕獲にも使われている罠みたいですし
自分自身、去年の今頃に設置しましたが大量でしたw
ただ、女王バチはデカいのでビックリしました。
準備するものは、ほぼ家にあるもので賄えますので
すぐにでも、作れると思います。
まずはペットボトルの空に切り込みを入れます。
文章で説明しようと頑張ったんですが、私の文章能力では無理でしたので
急遽、作って写真を撮りましたw
お分かり頂ければ幸いですが、切り込みを内側に押し込むわけです。
この切り込みを反対側にも作って、計2穴を作ります。
切り込みの穴の直径は3~5㎝で良いと思います。
押し込む際、指を切らないように注意してくださいね。
写真ではお茶のペットボトルを使っていますが
2リットルの炭酸飲料のペットボトルがベストです。
理由は筒状で、段がついていない方が入ったスズメバチが登れなくするため。
次に誘引剤の作り方です。
・砂糖
・酒
・みりん
・果物(あればで結構ですし、勿体ないので食べ残しで十分です)
これらを適当な分量でペットボトルの1/3程度に入れます。勝手に発酵してくれますので
それが誘引剤となります。
この誘引剤でペットボトルに入って、出られずに溺死するという罠になります。
あ、雨が振り込まないよう人間の飲む部分はキャップをしておいてください。
この出来上がった罠を、ペットボトルの首辺りを釣り糸などで
ペットボトルが垂直になるよう工夫しつつ家の周りの木などにぶら下げれば完成です。
死角に作られないため、家の東西南北に一か所ずつがお勧めです。
また最近ではマンションのベランダにも巣を作られる場合があるので
マンションにお住まいでしたら、ベランダに一つを物干し竿にぶら下げれば良いかと思います。
また、このペットボトルトラップは越冬した女王バチを捕まえるための罠であって
既に巣を作られてしまった場合は、刺される前に業者に依頼しましょう。
簡単に作れますが、面倒だという人にはこちら。